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フラジールを使って膣トリコモナスを撃退しましょう!

2020年05月22日

トリコモナスはトリコモナス原虫が原因となって感染する病気であり、性行為以外が感染経路となることも多いです。たとえば、銭湯やサウナで感染者が座った場所と同じ場所に座ったことによって感染したり、トイレの便器やプールサイド、浴槽のフチなどに付着した原虫が体内に入り込んだりする可能性もあります。他にも、下着やタオルの共有で感染することもあるのです。もちろん、コンドームなしのセックスやオーラルセックス、アナルセックスでうつることもあります。

感染経路は様々ですが、原虫が体内に入り込むと腸トリコモナスや口腔トリコモナス、膣トリコモナスといった病気になってしまいます。膣トリコモナスは女性特有の性病ですが、口腔トリコモナスや腸トリコモナスは男性でも感染するものです。この病気を治療するためには、原因となる原虫に対して殺菌的な作用を持っている治療薬を選択しなければなりません。フラジールと呼ばれる治療薬は、原虫に対して殺菌的な効果をもたらすので、病院でも良く処方される治療薬のひとつです。

トリコモナスに効果があるフラジールには、メトロニダゾールと呼ばれる成分が含まれており、このメトロニダゾールはトリコモナス原虫のなかに取り込まれるとニトロソ化合物という物質に変化して原虫のDNAを切断するのです。DNAが切断されると、生物は生きていくことができませんので死滅します。原虫は寄生しながら分裂や増殖を繰り返しますが、フラジールを利用することで分裂や増殖ができなくなるだけではなく、完全に死滅させることができるのです。

フラジールには内服用の錠剤タイプのものと、膣に挿入する膣錠の2種類があるので、女性が膣トリコモナスに感染したときは膣錠を用いれば効果的に治療することができますし、膣錠が利用できない男性は、内服薬を利用することで治療を進めることができます。それぞれによって用法や用量が異なりますので、医師に処方してもらったときや自分で購入したときの説明をしっかりと把握しておくことが大切です。フラジールは国内のドラッグストアでは市販されていませんから、医療機関を受診して処方してもらうか、自分で輸入代行サービスなどを利用してネット通販で購入しなければなりません。検査キットなどでトリコモナスだと発覚しても、治療薬はドラッグストアで購入することができないと覚えておきましょう。

他の治療薬と同様にフラジールにも、いくつかの副作用が存在しています。一例を挙げると、胸のむかつきや下腹部の不快感などが報告されており、重大な副作用は少ない傾向にありますが、稀にけいれんなどを引き起こしたという報告もあるので注意しておきましょう。副作用に関しても医療機関を受診すれば医師から指導してもらうことができますが、そうでなければ自分で調べなければなりません。もしも、ネット通販などで自分で購入する場合は、あらかじめ副作用についてもしっかりと調べておくようにしてください。

トリコモナスはフラジールを服用したり、膣に挿入したりすることで効果的に治療を進めていくことができる病気です。ウイルス性の感染症などと異なって、きちんと治療薬を利用することで完治させることができますので、しっかりと治しきることができるように正しい用法用量を守って治療を進めて行くことが大切だと言えます。同じ便座の使用やタオルや下着の共有など、性行為以外が感染経路となる病気なので、感染を放置しておくと性行為未経験の子供などにうつってしまう可能性もありますから、トリコモナスの疑いがある場合は早く検査を行って、適切な治療を進めて行くことができるようにしなければなりません。