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女性に多い性器カンジダ症とはどんな病気?

2020年06月27日

女性に多い病気のひとつに、性器カンジダ症が挙げられます。この病気が何故女性に多いのかと言うと、性行為などが感染経路とならずに、自分の体内に存在する病原菌が増殖することによって自己感染してしまうケースが多いからだと言えるでしょう。そもそも、人間の身体にはカンジダの原因となるカンジダ菌が存在していてもおかしくありませんので、実は腸管や膣内にカンジダ菌を保有している人は少なくないのです。普段これらの菌は大人しくしているのですが、ストレスや疲労、風邪などが原因となって病原菌が活性化されると、カンジダの症状があらわれることになり、疾患を引き起こしてしまうというわけです。

性器カンジダ症は、カビが原因となる病気なので性器の表面にカビのようなものがあらわれることもあります。特に男性の場合は亀頭から白いカスが出るなど、非常にわかりやすいでしょう。女性の場合は外陰部や膣にかゆみを生じるだけではなく、ヨーグルト状のオリモノが増加したり、性器に炎症が起こるようになったりします。ひどい排尿痛が起こることもあるので、できるだけ早く治療を進めるべきです。

カンジダはストレスや疲労などが原因となる疾患なので、性交渉の際にコンドームをつけるなど徹底していても、感染してしまうことはありますし、性経験がないような子供でも感染するケースもあるのです。性器カンジダ症を引き起こさないようにするためには、普段から生活習慣に気をつけておくことが大切だと言えるでしょう。ストレスや疲労がたまらないように定期的に休息をとる習慣をつけたり、風邪を引かないように予防を行ったりすることが大切ですし、女性は生理前にホルモンバランスが乱れることでもカンジダになるので、ホルモンバランスを整えることも重要です。ホルモンバランスの乱れは自分ではどうすることもできない場合もありますので、その場合は市販薬を利用したり病院を受診したりすることも視野に入れてください。

女性よりも少ないですが、男性も自己感染することがあるので気をつけておきましょう。男性の場合は、真性包茎によって亀頭が不衛生な状態であったり、糖尿病の人やステロイド剤を利用していたりする人が感染しやすいです。そのため、これらが原因で感染しないように気をつけなければなりません。性器を清潔に保つことを心がけたり、早く他の病気を治したりすることができるようにしましょう。

性器カンジダ症は、体内に常在する菌が原因となって起こることがある性感染症です。性行為をしていないから性病になっているはずがないと思う人もいるかもしれませんが、性交渉の有無に関係なく感染してしまうことがある病気なので、それらしい症状があらわれた場合は性器カンジダ症の感染を疑ってみてください。男性の場合は亀頭の炎症や痛み、女性の場合はオリモノの変化などに注目すると、病気に感染しているかどうか知ることができるでしょう。

カンジダは再発しやすい病気としても知られているので、しっかりと治療を行うことが大切だと言えます。きちんと完治することができていなければ、再発する頻度も高くなってしまうでしょう。たとえ完全に治すことができていても、妊娠や性行為によって再び感染してしまうこともあるのです。気をつけていても再発してしまうことはありますが、生活習慣を見直したり性器周辺を清潔に保ったりすることも予防につながるので、感染や再発を防ぐために工夫すると良いでしょう。もしも、性器カンジダ症に感染したかもしれないという場合は、医療機関などを受診して、早く適切な治療を進めることができるようにすれば、なるべく早く症状を改善することができます。